Business
事業内容
ナローマルチビーム
Narrow Multibeam
弊社は創業以来、50年間、「海」「湖」の事業に力を入れており、東日本大震災後には、当社の水底を測る技術を活用し、防波堤消波ブロックの飛散状況調査や、がれき調査などを行い、復興に貢献しました。福島県内での「海」「湖」に関する調査測量設計においてはトップを走り続けています。
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- ナローマルチビーム
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ナロー(細かい)マルチ(複数の)ビームによる測深が名前の由来であり、この機器は、水底の起伏地形を面的に測量するもので、音響ビームを送信する送波器、受信機、GNSS、船体動揺センサー等で構成されています。得られたデジタルデータを計算処理することで水深のほか、空中写真のように精密な水底の起伏地形を測ることができます。
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- ナローマルチビームの特長 ~面的な測量のため詳細かつ効率的な調査が可能~
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線ではなく面で捉えることにより、短時間で詳細かつ完全な水底地形の取得が可能です。
- ▶シングルビーム「線測量」
- 矢印部分の測深データのみで、矢印間の地形は想定
- ▶マルチビーム「面測量」
- 面的に計測することで正確な地形を把握
測量イメージ比較
成果比較
秋元湖測深図(写真提供:国土地理院)
秋元湖3D湖底地形図
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- 弊社での活用事例
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- 浚渫工事測量(小名浜港)
- ダムの堆砂測量(堀川ダム、摺上川ダム、高柴ダムなど)
- 航路の現況測量(小名浜港三崎)
- 防波堤根固ブロック飛散状況調査(中之作港)